移動平均線

ローソク足とチャート

テクニカル分析の基本的なものに、チャート分析があります。チャートとは、株価の動きによって形成されるグラフのことです。

このチャートは、日ごとや週ごとに株価の動きをあらわした「ローソク足」の集合体です。ローソク足の名前の由来は、ローソクに似ていることからそう名づけられたといわれています。

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この画像はYahoo!ファイナンスからお借りしています。

始値・終値・高値・安値の4つの株価がひとつのローソク足であらわされます。1日の値動きをあらわしたものが「日足」、1週間の値動きをあらわしものが「週足」です。

始値よりも終値が高くおわった場合は「陽線」といって、白いローソク足になります。逆に、終値が始値を下回った場合は「陰線」という黒いローソク足を描きます。

日足のローソク足で形成されたチャートを日足チャート、週足のローソク足で形成されたチャートを週足チャートといい、スイングトレードでは日足チャートで売買タイミングをはかります。

週足チャートと、1ヶ月間の値動きをあらわした月足チャートはほとんど使うことはなく、おもに大局を見るときに週足チャートをつかうくらいです。

下の画像は、期間1年の週足チャートの例です。

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この画像はYahoo!ファイナンスからお借りしています。

ローソク足の使い方

ローソク足はチャートとして見るので単体で使うことはあまりありませんが、単体で見ることによって例えば次のことがわかります。

■ 長い陽線は強い上昇エネルギー、長い陰線は強い下落エネルギーのあらわれ

ローソク足が長いということは、大きく値上がりした(値下がりした)ことをあらわしています。底値圏での大陽線・天井圏での大陰線は特に、トレンドの転換をしめす可能性が高いです。

■ 長い髭はトレンド転換の予兆

髭とは、高値と安値をあらわした、ローソク足の線の部分です。上髭あるいは下髭が極端に長い場合は、ひとつの方向に勢いがあったものが押し戻されたと判断できます。

つまり、いままでの調子をくずすことを示していて、その後トレンドが転換する可能性があります。

■ 始値と終値が同じの十字線は、買いと売りが均衡しているということ

十字線とは、始値と終値が同じ値のローソク足です。十字線は、買いと売りが均衡している状態のあらわれとみます。底値圏・天井圏での十字線は要注意です。

移動平均線

下の画像をご覧ください。期間6ヶ月の日足チャートの例です。

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※ このチャートでは、陰線は青く表示されています。通常は黒です。

上の画像に、赤いラインと緑のラインがはいっていることに気づくと思います。それは「移動平均線」です。

移動平均線とは、一定期間の終値の平均値を出し、それを結んだ線のことです。日足チャートでは、5日移動平均線・25日移動平均線の2つがおもに使われます(上の画像の例では、25日線と75日線がつかわれています)。

計算式は以下のとおりです。

5日移動平均 = ( 4日前の終値 + 3日前 + 2日前 + 1日前 + 今日 ) ÷ 5

移動平均線の使い方

移動平均線は、その期間にその銘柄を買った人の平均コストといえます。現在の株価が移動平均線よりも高い位置にあるということは、買った人が利益が出ている状態ということになります。

その場合、トレンドは続くものと考えて上昇サインととらえます。また、移動平均線が上向いている場合も同じく上昇サインです。逆に、株価が移動平均線よりも下にあったり、移動平均線が下向いていると投資家のマインドは冷やされ、売り圧力が強くなります。つまり下落サインです。

また、移動平均線は株価の節目となることも多くあります。移動平均線が上向いている場合、移動平均線から上に離れていた株価が下落してくると、ちょうど移動平均線のあたりで反発することがあります。下降トレンドの場合は逆です。

あるいはそのまま移動平均線を下抜けていく場合もありますが、それは下落サインと判断します。とにかく、移動平均線が節目となることを覚えておいてください。