「一目均衡表」は、一目山人(ペンネーム : いちもくさんじん)氏があみだしたテクニカル分析法です。
基準線・転換線・先行スパン1・先行スパン2・遅行線スパンの、5本のラインから形成される複雑なチャートで、すべてを理解するのは困難きわまります。恥ずかしながら、オッチョにはとても無理です。
そこで、当サイトスイングトレード入門では、一目均衡表のカナメであり、比較的わかりやすい「雲」に着目して解説します。
一目均衡表について、詳しいことはWebで調べればいくらでも優良な情報が出てきます。専門のサイトもありますので「一目を極めたい!」という方はそちらでお願いします。無責任で申し訳ありません。
さて、それでは下の画像をご覧ください。

一目均衡表の例です。
さきほど説明した5本のラインですが、先行スパン1と先行スパン2にはさまれた部分を「雲」といいます。上の画像でいえば、網掛けされている部分がそれにあたります。
この雲は、サポートラインにもなりますし、レジスタンスラインにもなります。この雲と株価の関係がとても重要です。
株価を飛行機に見立てると、雲を突き抜けたその上は、青空が広がっています。つまり、雲を上に抜ければ、雲の上値がサポートラインとしての機能をにないます。逆に、飛行機(株価)が雲の下にいる場合は、雲の下値はレジスタンスラインです。
株価が雲より上なら上昇トレンド、雲の下なら下降トレンドということです。また、雲は厚くなったり薄くなったりもします。厚いときは抜けにくく、薄いときは抜けやすい(=株価が激しく変化しやすい)です。
さらに、雲を見る上でもうひとつ重要な点は、先行スパン1と先行スパン2のどちらが上かということです。
先行スパン1と先行スパン2は、それぞれ短期と長期のラインをあらわしています(計算式は後述します)。つまり、先行スパン1の方が株価に敏感に反応し、先行スパン2はその逆であるということです。
より短期の先行スパン1が雲の上限になり、なおかつその上に株価があるときが、とても強い上昇トレンドに乗っている状態ということになります。逆に、先行スパン1が雲の下側のラインになり、その下に株価があるときは重い下降トレンドです。
一目均衡表を形成する5つのラインを求める計算式を、ここに記しておきます。初心者にとっては少しややこしいですが、研究熱心な方はご覧ください。
基準線 = ( 26日間の高値 + 26日間の安値 ) ÷ 2
転換線 = ( 9日間の高値 + 9日間の安値 ) ÷ 2
先行スパン1 : ( 転換線 + 基準線 ) ÷ 2
でもとめた数値を、当日を含む26日先にずらしたもの
先行スパン2 : ( 52日間の高値 + 52日間の安値 ) ÷ 2
でもとめた数値を、当日を含む26日先にずらしたもの
遅行スパン : 当日の終値を、当日を含む26日前にずらしたもの
雲 : 先行スパン1と先行スパン2に囲まれた部分